さよなら、えびすさま

カムカムミニキーナ小公演
サラウンドミニキーナ第二弾
「えびすしげなり」
たくさんのお客様に包まれて、無事に千秋楽を終えました。
ご来場、ご声援本当にありがとうございました!
いつもの客演とは異なり、創設20年を越える老舗劇団への客演という事で、本当に刺激的な舞台となりました。
カムカムミニキーナにとっても、サラウンドシリーズはかなり実験的な公演という事もあり、松村さんの脳内を理解するのに、とてつもない労力を要した気がします。
何を求められているのか。
何を伝えたいのか。
その為には役者はどうあるべきか。
衣裳も小道具もほとんど手作り。
演劇はそもそも手作りなんです。
演劇は人間の叡智の結晶であり、本来神に捧げる祈りでもあるのです。
【奉納演劇】
いつからかこの公演はそんな愛称が付けられました。
祈る。
祀る。
捧げる。
舞う。
とってもシンプルで、でもとっても人間らしい古くから存在する行為。
その再現と体現は我々現代人にとっては容易に表現できるものではなく、また、理解に苦しむものでもあり。
たくさん模索しました。
もがきました。
積み重ねてはぶっ壊す作業が延々と稽古場で繰り返されました。
そして、その積み重ねる厚みの一枚は紙よりも薄く、しかしビルよりも高い完成度を目指していたわけです。
久々に、と言ったら生意気ですが、久々に自分の無力さをこれでもかと思い知らされました。
何一つ表現出来ない。
何一つ体得出来ない。
何一つ提案出来ない。
時間だけは虚しく過ぎて行く焦り。
何か掴みかけては消えて行く。
それでも僕らはお客様に一つの答えを提出しなければならない。
演劇と向き合い、自分と向き合う。
そのタイミングは、いつも松村さんとの舞台だった。
今回も、そう。
然るべくして出会ったのかな、と。
相性。
僕にとってのえびす様。
劇団員の皆さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
もっともっと精進します。
そして、もっともっと演劇でたくさんのお客様を楽しませられるよう努力します。
写真は稽古最終日のヒゲとハゲ。
んあっ!!
ハゲとか言っちゃった!
劇団員の亀岡先輩!!
- 2012.04.30 Monday
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- 23:44
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